CentOS8.3にmariadb10.4対応のmroongaをインストールする
CentOS8にmroongaがインストールしようと思ったのだがmroongaの公式サイトのやり方ではうまくいかなかったのでメモを残します。(2021.5.11現在では以下方法でインストールできましたが、今後mroonga公式サイトのインストール方法が更新されるかもしれません。公式サイト:https://mroonga.org/ja/)
以下はCentOS8.3にmariadb10.4対応のmroongaのインストール手順です。
CentOS Linux release 8.3.2011
/etc/yum.repos.d/MariaDB.repoファイルを作成する
----以下内容--------
[mariadb]
name = MariaDB
baseurl = http://yum.mariadb.org/10.4/centos8-amd64
gpgkey=https://yum.mariadb.org/RPM-GPG-KEY-MariaDB
gpgcheck=1
----ここまで--------
mroongaに必要なarrow-devel、arrow-glib-devel、arrow-dataset-develをインストールする。
apache-arrowのリポジトリを追加。
/etc/yum.repos.d/CentOS-Linux-PowerTools.repoを編集してenabled=0を1に変更する。
------------
[PowerTools]
name=CentOS-$releasever - PowerTools
mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=PowerTools&infra=$infra
#baseurl=http://mirror.centos.org/$contentdir/$releasever/PowerTools/$basearch/os/
gpgcheck=1
enabled=1 ←ここ
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial ------------
arrow-devel、arrow-glib-devel、arrow-dataset-develのインストール。
インストール中の質問は全て「y」。
groongaのリポジトリ追加。
boost-program-optionsのインストール
mariadbのインストール
これからインストールしようとしているmroongaはmariadb10.4用だが、mariadbのバージョンが10.4.18でないとmroongaのインストールができないので注意。
MariaDB-client-10.4.18-1.el8
MariaDB-common-10.4.18-1.el8
MariaDB-shared-10.4.18-1.el8
のインストール。
インストール中の質問は全て「y」。
mariadbサービスを起動する。
mroongaのインストール
インストール中の質問は全て「y」。
mroongaが有効になっているか確認。
MariaDB [(none)]> show engines;
Engineの表中に「Mroonga」が表示されていれば無事成功。